浪速のモーツァルト
キダタローはかつて
滋賀県が誇る発酵食品
鮒寿司に向かって
「誰がこんな不味いもん、好んで食べるんや」
と、吐き捨てたそうですが
私は鮒寿司を
好んで食べます。
買い付けに行った程でした。
しかし
今回のホンオフェ
結論
これを買うために
私は韓国本土へは行かないでしょう
決戦の地
松本裏町
指定した場所へ到着し
謎の韓国人女性へ連絡を取る
「お兄さん、こっちこっち」
裏町のさらに裏
斜め向こうの方角から
その韓国人女性は現れた。
色こそ薄桃色だが
映画キルビルに出てくる
ユマサーマンが着ている
バトルスーツの様な装い
今回の戦が如何に熾烈なものか
その出立から一瞬で汲み取る事ができた。
前回のシュールストレミング戦で
私は学びを得た。
すぐにでも捨てることがきる
ヨレヨレの
ユニーク・クロージング・ウェアハウス
(略称ユニクロ)
で身を包んでいる
裏町のその裏へ
こんな裏の隅に追いやるとは
隔離の仕方が尋常ではない。
辿り着くとそこには
6人ばかりの好々爺が
コノ字型の卓を囲んでいる。
皆物凄い笑顔だ。
すでにこの爺達は
ホンオフェと対峙したのか?
その後の
この余裕しか感じさせない笑顔
世界中のエイの頂点に君臨する
神々なのだろうか?
着座し神々と会話を少々
奥より
おそらく謎の韓国人女性の
側近だろうか?
皿に並べられた刺身を運んで来る
一見してビジュアルは普通である
BGMにドボルザークの新世界を
用意しようか思案したが
新喜劇のテーマでも釣り合うくらい
拍子抜けしてしまった。
ビジュアルは
真鯛やボラのような
白身魚の刺身と大差はない。
「食べないとわからないよ」
側近が語る
ボスの韓国人女性は
不敵な笑みをこちらに向けている
確かに鼻付近までの
接近戦で初めて
ただならぬ匂いを感じる..
箸を取り実食
落雷の如く
鼻腔へものすごい速度で
アンモニア臭が体当たりして来た
どんなに強い匂いでも
終点は決まっているはず
しかし
この難敵は
鼻腔のその先の
まだ見ぬ
私も開けたことのない
脳天の奥まで突進して来た
名古屋終点と聞いていた
高山本線に接続し
線路が開かれてないであろう
奥飛騨温泉郷位まで
速度を落とさず
時速400kmで突っ込んで来たような
衝撃
速い
よくここまでこの速さで
うまいとか不味いという議論ではない
この刺激臭が争点だ
周りの好々爺達も口にして
うめき騒いでいる
これは食べ物ではないと
神々ではなく
ただのそこらの
お爺だったようだ
現地の方でも賛否は別れるが
この刺激臭が病みつきになり
繰り返し食べ続けるコアな人がいるそう
となりにいるポッサムが
物凄いまともな
美食に感じてしまう
まだまだ沢山あるから
おいで下さい
との誘い
置いて日が経った
ホンオフェに
更なる境地が見出せるらしい
いったん、やめておきます。

フリーザ最終形態様な
不気味な落ち着きと
そこはかとない恐怖







