2012-01-01から1年間の記事一覧

流言飛語

更新が途絶え大変失礼いたしました。 厚木アナザーワールドでの 摩訶不思議なアドベンチャーの数々 そして そこに生活する者たちも奇なり 歯医者や眼科の待ち時間はいささか 退屈なものであります 待ち時間の患者を退屈させないよう 申し訳ない程度に雑誌類…

湘南之花

江ノ島電鉄 通称江ノ電 七里ヶ浜駅から鎌倉高校前駅まで向かう線路沿い その緑の電車は 民家と民家の間を するりするりと抜けていく 線路のすぐ目の前に 表札がかかった玄関 なかなかお目にかかれない珍しい光景に カメラ小僧がいたるところに待ち構える そ…

太宰文学

メロスは走った 箱根関所南の交差点から箱根路の坂道を ただひたすら 箱根の山々の ふもとにある 箱根湯本駅方面へ 箱根駅伝の6区に当たるこの坂道 多くの選手は加速させながらいかにひざに負担をあたえず坂を下るか 訓練を重ねた その能力に長けたエキスパ…

半熟英雄

午前八時前の晩宿泊した 会社の同期の住まいがある藤沢から やや急ぎ目に 厚木の家路へ車を走らせておりました。 空腹と眠気との戦い この時間の運転はいささか 様々な危険を孕んでおります。 いよいよ自宅も 目前でしたが 相模川を横断する 相模大橋の 海老…

脳内破壊

目が覚めると 都内某所のカラオケ屋の 6階の1室 しまった また小一時間の記憶が 何者かによって 消されてしまっている 最後に 表参道の光麺で 豪快に熟成光麺の全部載せの 頂上に鎮座する 味玉の上に さらに味玉を一個のせ とてつもなく 危なっかしいジェン…

宴会之芸

先日お世話になった先輩の 結婚式に参加させていただきました。 光沢の入ったグレーのスーツに身を包んだ新郎の先輩 純白のドレスに身を包んだ新婦さん 室内の照明の光に照らされ その輝きがいっそう眩しいものとなっておりました。 まるで 二人のこれからの…

銀座之母

午前0時 銀座7丁目交差点 昼間の賑わいが嘘のように 夜になると この街は 人の営みの一切を奪い街頭のネオンと夜の商売の看板だけが煌々と光る無機質なゴーストタウンと化す 小奇麗に碁盤の目に整備されたその歩道 夜道だが暗闇から何か不審者が出てくるよう…

映画検証

GW 日本アニメーション映画大捜査線企画 今回は…おバカ漫画の最高峰 もともとは成人向け週刊誌のいち漫画からスタートアニメ放送当初はその子供ウケに徹底的に走った お下品な内容から日本全国PTA協議会を敵に回し 「子供に見せたくないアニメ 第一位」の不…

鮮魚戦線

獲れたてぴちぴちの新鮮な魚を堪能したい そんな思いを胸に 日本の台所「築地」へ行ってみよう でも私の家からでは自家用セスナ機を使っても 5時間半かかるしなあ… そんな もはや 日本国内とは呼びがたい 遠方の地にお住まいで 「築地」への憧れを捨てきれな…

食事療法

仕事上がりの午後10時 本厚木駅前 どこのブランドかはしらないが そのがたいの良さをしっかり際立たせる ダークブルーのスーツを着こなした ある男に声をかけられる 決して知らない男ではない つい先日まで 同じ会社の同期として働いていた戦友 そうつい先…

引越作業

卒業に転勤と 毎年この時期は切ない気持で いっぱいになる別れの季節でございます。 転居に伴い 私の周りでは 毎年なぜか古巣を出られる方が多く 一兵卒で小市民である私は それに伴い お引越しのお手伝いに 駆り出される機会も多く 日夜 西へ東へ奔走してお…

不泳鯛焼

神奈川県の小市民が集まる本厚木の これまた小さな小さな集落に 白い飯より黒い餡休日には沢口靖子を呼んでキルフェボンばりの色鮮やかなフルーツをこしらえた リッツパーティを開いてしまう 「甘味王子」がおりました。 しかし王子 最近のハードワークがた…

美食品評

前回 焼肉のたれの王者 ジャンとの邂逅を綴りました。 その実力や如何に 早速我が家にある食材にて検証を開始 確かに 白飯、野菜、豆腐… 何にかけても その素材本来の味を壊さず さりげなく味を添える ただ口の中には味の余韻がしっかりと残る 従来の焼肉の…

王者君臨

新年明けましておめでとうございます ゆく年くる年 皆様はどのようにすごされましたでしょうか 帰省、初詣、観光 長期のお休みを取られた方は さぞかし楽しかった出来事達に 今頃思いをはせられているかと思います。 私自身 正月早々 千鳥足で階段を踏み外し…