激動の2022年が
終わりを迎えようとしています
今年皆さんは
何に心を打たれましたでしょうか
ワールドカップがありました
日本代表の善戦に
多くの国民の心が
感動の渦に飲み込まれました
それはこの2022年
後半の感動
今年一年を通して
私の心を打ちつづけた
一人の女性がいました
下北沢のとあるゲームセンターで
幼少期を過ごし
九段下の駅を降りて坂道を
人の流れを追い越して見える
光る玉ねぎ
とは逆側の
和洋九段下女子中高卒
その卓越した頭の回転の速さから
バラエティでは大物芸人を相手にしても
怯まぬ切り返し力
アタック25の常勝者なら
この辺りで回答ボタンを押すのでしょうか
正解は
「鎌倉殿の13人」では
主人公北条義時の姉役
北条政子を演じています
その北条政子演ずる
小池栄子氏に
今年は幾度となく
泣かされ続けてきました
臆病な幼稚園児だった私を
泣かし続けた、同じ団地に住む
あのいじめっ子の小僧を
遥かに上回る回数で
私を泣かし続けてきました
日本史の教科書に記載されている
承久の乱を目前に
武士たちを鼓舞させた
北条政子の名演説
「頼朝公へのご恩は山よりも高く海よりも深い」
多くの大河マニアは
この名演説を
小池栄子氏がどう演ずるか
注目して
凝視し
圧倒されたのが先週の回
なんと教科書通りに
その名文を読み上げるのを
途中で止め
軸足を置いた
名演説
三谷幸喜氏脚本の妙もありますが
やはり小池栄子氏の
大河アカデミー
助演女優賞の演技
また泣かせにきます
2006年大河ドラマ
「義経」
その作品で
小池栄子氏は
木曽義仲の妾
巴御前役
その際も幾度となく
その演技に泣かされましたが
出演回数が圧倒的な今回
大晦日に
エメリヤーエンコヒョードルが
石井慧相手に浴びせた
パンチキックの雨嵐ばりに
私の心を打ち続けてきます
ひいてはNHK離れが甚だしい
昨今ですが
ぜひ一度ご覧ください
NHK受信料を納めるに値する
作品と演技
私はそう感じます
とはいえ本日が最終回
終了してもいくらだって
見返す方法はあります
下世話な表現で恐縮ですが
小池栄子氏の
あの迫力ある
豊満な胸部に詰まっているもの
それは
シリコンではなく
夢と感動です
スナック「ざり幸」
年の瀬のドリームマッチは