海老名サティVS厚木サティ

歴史小説家でありながら

食へのあくなき追求に妥協を許さなかった

作家、池波正太郎はこう言いました。













「食料品売り場の優劣は、日曜日の試食コーナーの充実さによって決まる」と






今回は日曜日の家族連れでにぎわう

海老名サティにレッツゲリラショッピング



まずは外周を小走りで軽くジョグ

するとさっそく冷食コーナーの方角から

なにやら何かを炒めた油の香ばしい香りが…





今日はハム・ソーセージの大特価市と称して

およそ六種類ものハム・ソーセージ師匠達がてんこ盛りになって…

私の様な餓えたヤングマン
試食されるのを
今か今かと待機しているではないですか。




楊枝にこれでもかという数のソーセージを貫き
一気に口へ放り込む…

最後の晩餐にはファミマのジャンボフランクと決め込んでいる
私にはまさに至福の時…

楊枝の短さを今日ほど呪った日はありませんでした。




そんなソーセージ達への
鮮やかな串刺しショーを繰り返していたら


試食コーナー担当のおば様の堪忍袋をも串刺ししてしまい…





「お客さん!特価ですからぜひ一個買ってください」

とハムを胸元に勢いよく突き出され

「もう一周して検討します」

と心に全くないホラを吹き

足早に試食コーナを退散しました。



その女凶暴につき、ソーセージ一種類につき、ひと突き。
これもマナーですね。



かたや私の食の台所

厚木サティは


本日ソーセージ一種類のみ

しかもミックスベジタブルと混ぜて炒め

ソーセージの割合をあからさまに削るという

なんという暴挙



今回の軍配は

無論

海老名サティに上がりました。







とここまで
試食談議に花を咲かせましたが


私はわざわざ試食をしに
海老名サティに向かったのではございません。



海老名サティは三階にある


「ペットショップ ハヤセガワ」 に

ザリ先生たちのため、水草を求めに

小田急線を乗り継ぎ上陸しました。





和金達は…餌をあげても食べる気配がございません…

うごめく金魚達を
伝えたい伝えられない、もどかしい気持ちで…
とELTの往年の名曲から歌詞を引用しましたが
やはり写真が不鮮明です

今回もまた本物の水草(画面右)とダイソー水草¥100(画面左)
二つご用意 
違いの分かるザリガニ、ラスプーチンのハサミを欺けるでしょうか。