不咲百合

煮え切らないゆりストア 
柿生店工作員(中年女性)の態度が


私の堪忍袋の緒を切り



電話越しに


「店長を出せ」



と激昂をしました。


「はい店長ですが」



その声は昨年年初に聞いた


あのどこかケンドーコバヤシを彷彿とさせる
バリトンボイスではなく…


ちょっぴり酒枯れした
なんとも不快なだみ声




「私は6月にこちらに配属になった店長です。」



ザリガニの経緯を話すと


「前任のものが趣味でやっていた話なので」



引き続きザリガニ収集は続行しないのかという問いに



「前の店長の趣味でやってたことなので彼がいなくなった今は…」



所詮一介のチェーン店の雇われ店長ですか。



良い風習は後世に引き継ぐべきでしょう。



少なからずあのザリガニを楽しみにしていた
柿生のちびっこたちがいたはずです。



ザリガニをもう一度採集しなさいと採算の忠告に




全く応じる気配のない
新任酒枯れ店長







ここは


私が


柿生のちびっこ達の
ジャンヌダルクになるしかありません。




次週



「柿生 ザリガニ抗争 晩夏の陣」



47人の柿生チルドレンを引き連れ


ゆりストア 柿生本陣に


直談判に向かいます。