珍味探究

当サイトの更新を
長らく怠り

深くお詫び申し上げます







営業所旅行の宴会芸の為に
何種類もの肌に合う
ベビーパウダーの試供をし
その粉を落とすべく





寒中水泳と称し
霜月極寒平塚の
海へフンドシ一丁でダイブした後





結婚式の余興
新郎のお父様と漫才の打ち合わせをするべく
赤い電車京急線を乗り継ぎ
新郎の生家いざ立会川へ





ネタ打ち合わせものの5分
残り時間は全て気持ちよく酒を煽られ
帰路に向うも目が覚めたらそこは…





真夜中12時 
無情にも黙って
私に何の許可もなく折り返し接続運転を試みた









血で赤く染めあげられた京急線





いや

その正体は

その冷徹さを更に彷彿とさせる
メタリックシルバーボディを身にまとった








東京メトロ浅草線沿線の 


人形町駅のホームのベンチ





その境地に立ち
ようやく
ふと我に返り感じたこと





「とってもお腹がすいた…」


















それは
生命の根幹をなす重要な営み







そこで…







あなたの街のグルメリポート企画第一弾





テーマ
「あなたの街のおいしい?ラーメン屋さん特集」







今週は
神奈川県は厚木市
調査に行ってまいりました。







そもそも厚木には

厚木市の人の流れの核となる
本厚木駅を挟んで

北口、南口に
厚木市民に名店と慕われる
ラーメン屋が跋扈しております



そのほとんどが
いわゆる




「家系」



とよばれる
ラーメンカテゴリー





総じて脂っこく

しょうゆと呼ぼうが

しおと呼ぼうが

全て




とんこつの様な味になる



魔法のようなラーメンカテゴリー





当サイトはこの

「家系」
と呼ばれる
ラーメンカテゴリーの紹介は

一切行いません。





気になる方は




血まで豚骨スープが通っている
石上秀幸のオフィシャルブログを見るか


横浜ウォーカーでも
読んでいただければ幸いです。






この
ザリガニブログが
今回紹介するのは





同じ厚木市内にありながら






小田急本厚木駅から
自転車立ちこぎ全速力で20分弱




小田原厚木道路厚木西インターから
競歩で10分弱




という
客目線を見事に蔑ろにした
ナイスアクセス









店名を





「つぼ漬ラーメン(仮名)」





味の機密性から
ネットにて店名公開不可とのこと





メニュー

つぼ漬ラーメン 800円




カレー 500円



確か


以上




おそらく大多数の厚木市民は
軒先の物置だろうと判断し
通り過ぎ



工事現場によくある
スーパーハウス(下記参照)








こちらの方がよっぽど
立派に見えてしまうその店構え




以下




ミシュランガイドの覆面調査員も
舌を巻く



ラーメンリポートを

お楽しみください













店長「いらっしゃい」




私「つぼ漬ラーメンを」





店長「毎度」




ふとテーブルに目をやると
いつぞやの客がこぼし
拭き取らず忘れて行った


つぼ漬



そのつぼ漬の乾燥具合が


ながらく客が訪れていないであろう

その名店の歴史をうかがわせる







店長「こんなお化け屋敷よく来たね」




私「お腹がすいていたものですから」







店長のふりを無視し、

横に平積みされている雑誌に手を伸ばす




表紙に井上和香が溢れんばかりの
豊乳を強調した


その雑誌


まさしくフライデー (2008年度のいつぞやの週発行)





お笑い芸人
レギュラー松本が
婦女暴行で摘発された
その記事の古さから




昨今のマスコミに踊らされず
独自の味を模索しつづける
その名店の歴史をうかがわせる





店長「おまち、つぼ漬ラーメンね」




私「どうも」




店長「しかしよくこんな辺鄙なところよく来たね」




私「ちょっと車で通り過ぎたもので」




店長「駅前にはたくさんラーメン屋あるじゃん」




私「こんな人里離れたところにあるので気になったもんで」




店長「実は俺はああいった駅前のラーメンチェーンと同じようなことはしたくねえんだよ」




私「なるほど…」




店長「昔は平塚でラーメン屋やってたんだけど…」







つぼ漬ラーメンに
突っ込んだ









箸が







全くもって進まない







店長「いっつも機械的に同じようなラーメンを出して、周りと競って(以下省略)」








おい…








店長「真の意味で一人一人にちゃんとラーメンを提供できるそんな(以下省略)」









おい親父…







店長「このつぼ漬さ、佐賀の有名な漬物やで仕入れてて(つぼ漬の調達ルート以下省略)」







おい親父…











頼む…










黙ってくれ…






調理時間に
親父のフリートークが加わり




その麺を
自由奔放に
のびのびに
仕上げられた



つぼ漬ラーメン





親父が厠に行っているすきを
見計らって



中の具だけバキューム式に平らげ



指定された金額を払い
店を後にする









海鮮ラーメンらしきものに



これでもかというつぼ漬が
大量に投入された







つぼ漬ラーメン 800円











「なぜつぼ漬けを…」






この質問を投げたら最後




今日一日のスケジュールを
全て覆される

恐怖を感じ


あえてぶつけませんでしたが










なぜ

つぼ漬けなのか





その証人は

当サイトを


ご覧になっていただいています






皆様自身です





皆様の




目で




舌で

解明して頂ければ幸いです。







常識を覆す
未知なるグルメとの対峙




それが






厚木アナザーグルメ








店情報


本厚木「つぼ漬ラーメン(仮名)」


住所   : 不明

アクセス : 小田急線 本厚木駅から車で15分

      小田原厚木道路 厚木西ICから徒歩10分
 
時間   : 店長の気分とつぼ漬の仕入れ具合で変動

休日   : 店長の気分とつぼ漬の仕入れ具合で変動