船橋法典 「中山競馬場横の吉野家」

今年ラストの競馬の祭典、第53回有馬記念
私自身初の競馬に高鳴る鼓動が抑えきれなかった。

馬券売り場に無数に落ちている競馬新聞を拾い、友達と探り探りでマークシートに思いの思いの馬を予想…

ラストレースとなるメイショウサムソンに敬意を評し二着ダイワスカーレット、三着マツリダゴッホ三連単、三連複を購入

一番人気ダイワスカーレット、二番人気去年の覇者マツリダゴッホと…
天下のビビリ症が馬券の買い方にも現れる。とても安牌な馬券…

優勝は下馬評どおりダイワスカーレット、37年ぶりの牝馬優勝。馬の世界も女性の時代到来である。
しかし二着三着がまさかの七歳馬、番狂わせで配当が一気に跳ね上がり有馬記念史上初の高配当。馬の世界も高齢者の時代到来である。


サイバー社長の藤田大先生は見事に当てたらしい。
あなたはこれ以上財を築いていったい何を望むのですか。


帰りに中山競馬場前の吉野家で一杯…


店内満員率200%…まあ入れるはずがない…




店の前で大号泣している謎の女性。

有馬にそんな人生をかけていたのか…吉野家の牛丼が食べれないのがそんなに苦しいのか…一番泣きたいのは吉野家の店員だろう。