「ブロガー燃えつき症候群」
ブロガーが日々記事を更新しなくてはという
脅迫観念
に追い詰められ
鬱となり
挙句の果てに
ブログを閉鎖する
そんな病が近年
ブログ界で蔓延しているようです
ザリガニとともに過ごし
日々…
いや
隔週くらいで
彼らの活躍を綴って
はや一年以上が経過しましたが
ザリガニがハサミを振りまわしても
ブログに振りまわされるような人生は送りたくないなと思う
日曜日の昼下がりでございます。
さて
世のなかには
○○症候群と呼ばれるものが無数に存在し
皆さまも
重かれ軽かれ
○○症候群と呼ばれるもの一つは
お持ちではないのでしょうか。
こんな私にも
産声を上げたあの日から
今の今まで格闘をし続けている
症候群がございます。
「無意識砲屁症候群」
この場合「放屁」
と表記するのが日本語として
正解でしょうが
あまりにその頻度と
破壊力を考慮し
今回は
「砲屁」
とさせていただきます。
部屋とワイシャツとザリガニと
そして
屁
私の屁にまつわる
甘く
そして切ないぐらい臭う
砲屁ヘストリーを
小学生の頃
既に私は自分が
無意識に屁を出してしまう病に
侵されていることに気づき
そして日々その病との闘いを
強いられていました。
「先生、Ｋ君の方角からこの間行った修学旅行の日光湯元温泉の臭いがします」
心ない女子の発言が
問題化され
学級会の議題にまで上がる惨事を招きました。
当時私は
体調をくずすと
尻の穴から
「日光湯元温泉キャノン」
いわゆる硫黄の香りがほのかに漂う
なんとも不快感いっぱいの砲屁をしてしまうという
思春期の私の小さな胸を押しつぶす悩みを
誰にも打ち明けられずにおりました。
中学生の頃
逆転の発想を身につけました。
タイミングによってはこの砲屁を
「笑い」
に昇華させれるのではないかと
強面の社会科教師の授業に
全校集会の沈黙の果てに
体育館裏に呼び出されカワイコちゃんに何かを告げられてる
イケメン君を…
しり目に
私は砲屁し続けました。
オノヨーコが「平和」を
尾崎豊が「自由」を
そして私は
屁をもってして
「笑い」を
訴えつづけました
当時在籍していた
柔道部
先輩にいつものごとく
中途半端なチョークスリーパをされ
もはや柔道ではなく
プロレスと化していた当時
その苦しさから逃げるため
一発また先輩に向け
砲屁をしたところ
武道場全体に響き渡る
爆音がエコーをし
黙想中であった剣道部部長の
堪忍袋の尾をぶった切り
部室で二度と屁をしないようにと
「爽やかさサワデー（トイレ芳香剤）」を
尻の穴に詰められたこともございました。
高校生の頃
砲屁コントロールの技術が巧みさを増し
屁だけで
クラスの厄介者としてのぼりつめたある日
ちょっといけ好かないバンド野郎が
弁当を食べているところに
一発
見事に
天罰が下されました
よわい１５歳にしてまさかの
脱腸
あまりの勢いできばり
私の中の
小さな小さな腸が
お尻の穴から
こんにちはのご挨拶を
まさに招かざる客人
ざまあみろと
クラスの誰一人として
私の脱腸を心配してくれる友はおらず
厄介者から
学年中の笑い者にのぼりつめました。
「父上！腸が…腸が…脱腸したでござるよ！」
「息子よ、その腸我が親指にて討伐を」
その晩、親父にこっそり
腸を押してもらいました。
大学受験の頃
第一志望のＷ大学の試験にて
全学部全教科の試験時に
必ず一発砲屁し
他のライバルの思考回路を惑わすという
奇策を試みたところ
またも天罰が下り
Ｗ大学全学部不合格という不名誉
ほうひにて
にほいただよう
嗚呼わせだ
そして社会人
「屁で笑いがとれるのも学生までだ」
日々お叱りを頂いております。
本当に無意識で出てしまうことがあり
この病を今は本当に疎ましく感じます
私のお師匠様と
初の営業同行中
カーナビの指示を無視し続け
道に迷い
焦り
砲屁をするという
禁じ手を
「君はなんで車中でおならなんかするんだ」
「申し訳ありません。緊張すると屁をこく習性がございまして」
習性？
もはや私は何者なのでしょうか
相方
浜田雅功の砲屁癖に
「あいつの年間放つ屁の数は、神宮外苑花火大会の発数を上回る」
と語っていましたが
私は
日本三大花火大会
「全国花火競技大会（秋田県大仙市）20,000発」
「土浦全国花火競技大会（茨城県土浦市）20,000発」
「長岡まつり大花火大会（新潟県長岡市）20,000発」
の発数の合算値60,000発を超えるのではないかと
自負しております。
（参考 神宮外苑花火大会 12,000発）
中学生の頃
初めて好きになったあの子に
体育館裏に来てもらい
一世一代
決死の告白
「ぼぼぼぼぼっぼぼぼっぼぼぼぼぼくと付き合ってください」
「いやです。Ｋ君よりもＫ君のおならが私は嫌いです」
断固拒否
皆さまも
ＴＰＯにあわせた
砲屁を
日本礼節砲屁振興会より
