映画 「20世紀少年 第二章 最後の希望」

酒の肴の徒然ばかりしてきてしまったが…
ここで少々趣向を転換し、本稿を境として私が五感のフルに生かして見た聞いた感じたもの全てを徒然していこうと思う。

第一弾…映画…

♪ダーダンダダダーダダーダー…
とT.LEXの「20th Century Boy」が流れればよいのだが…


20世紀少年、しかも第二章である。
先日第一章をテレビで見てしまい、続きがどーしても気になる症候群が発病してしまった私は誕生日月であることを利用し見事千円で映画館に潜入することに成功。


20世紀少年はおろか浦沢作品を何一つ読んだことのない私は、映画化決定を受けた現在むさぼるように浦沢作品を読み漁っている。またしても私は意思のないマリオネットのごとくマスコミに踊らされている…

「ともだち」率いる友民党という政治結社が日本を征服し滅亡へ導くという本編の内容…歌舞伎町で中国人マフィアとタイ人マフィアの銃撃戦…木更津にある巨大監獄…「ともだち」に群がる狂った国民達…漫画の非現実的な世界観がどこかリアリティを帯びているように感じるのは、暗にこの映画が例の巨大組織を批判したものであるという噂からも勘違いではないだろう。

キャスト陣が豪華であるのも見ものである。
最後のシーンで出てきたバナナマンの両人であるが、彼らがフレームインするだけでシリアスな演技も崩れてしまう…しかしそこが本編のややグロテスクであり夢に出てきてしまいそうなリアリティを帯びたシリアスな内容をうまく調和しているような…
こんな面でバナナマン効果が良きにはからっているのかもしれない。


第三章八月末日公開…
ああ…
見事に社会人生活真っ只中に突入してしまっている…




映画を見る余裕はくれるかしら…

ねぇキーエ○スさん…