ベルゲンスープ

ベルゲンスープ

この名前を聞いただけで
どんなものか一発で
絵が想像できた方は


よっぽどの食通か、

料理の鉄人か、

ノルウェー人か、

岸朝子

と思われます。




ベルゲンとは

ノルウェーの港町で

そこの魚介をふんだんに使った

汁物を

「ベルゲンスープ」

と呼ぶそうです。


日本で言うところの

「石狩汁」

のようなものでしょうか。



参考までに… ベルゲンスープ↓






本日

このベルゲンスープなるものを

千葉県全域に

圧倒的な店舗展開を誇る

千葉県回転寿司チェーン界の雄

「銚子丸」にて

食してまいりました。





 
おおよそ写真の実物とは
かけ離れており

なんか一見、
和風ポトフ
見たいな感じでしたが

お味は
塩味と
サーモン、タラからの
魚介のダシと思われるものが
ふんだんに出ており
大変おいしゅうございました。(岸朝子先生より抜粋)





ただ一つ



丸々
まあご立派な
甘海老が

一匹…


椀底に
眠っていたのには…



いささか




背徳感
とでも呼べるのでしょうか…


何か複雑な
言葉にできないものに
支配され

箸が止まりました。





きっと

豚肉を目の前にした

イスラム教徒も

このような気持ちになるのでしょうか。






さっと黙って

隣でうたた寝をこく

親父の皿に




そっと

一匹の

甘海老を

奉りました。