ザリガニ生活

私がなぜこんなにも更新を疎かにするのかを考えました。衝撃的な経験をした際私は並行して脳で文章を組み立てています。なんとも嫌味でエセアカデミックな文言ですが逆に並行して文章が組み立てられないそんな経験は文にしても稚拙になるそう判断しています…

検定試験

はてなダイアリーが廃止になりこちらへ引越です。第二幕いや戯言を抜かすな更新もろくにしないくせにそんなお言葉ありがたく頂戴いたします。過去の記事移設作業が完了しました。引き続き部屋とワイシャツとザリガニと…にて検索可能です。資格欄普通自動車免…

大阪十三

大阪 十三(じゅうそう) 私は今そこにいます。 午前10時 駅の改札をくぐってすぐ 朝からやっている飲み屋にチェックイン 関東にお住いの方 十三はなかなか聞きなれない 行かれたことない きっとそうなのではないか 例えるなら 駅前だけなら JR鶯谷駅前を …

脚下照顧 後編

単身修行2日目を綴ります 4:00 起床 朝5時半に集合と言われたが 無駄に1時間以上早く起床 布団を自らたたみ 正座をしてお茶を一杯 テレビもラジオもない ただあるのは達磨大師と呼ばれる 大師様が描かれた掛け軸のみ やることがない ふと思い立ち 海原千里…

脚下照顧

永平寺での一泊二日の修行は 参籠と呼ばれます それぞれの 行程に対し 定刻が 設けられております。 15:00 永平寺の門前に到着。 坂下の民家が経営している駐車場に トヨタヴェルファイアを停車 時間無制限 400円と記された看板 「いいよ、お兄ちゃん、100…

只管打坐

当日になり 少しの後悔に 苛まれております。 一冊の禅宗の本との出会いから始まった 今回の旅路 私の腐った性根を正すべく 一路、曹洞宗の大本山 永平寺へ向かいます 福井は豪雪 用意したレンタカーはスタッドレス ですが 8人乗り トヨタヴェルファイア 当…

偉人列伝

皆様も日々 ご経験されるかと思います 凄いなこの人 と 思う瞬間 先日 東海環状自動車道 美濃加茂サービスエリアに お邪魔しました。 「番号札69番 ざる蕎麦大盛りとけいちゃん丼を注文のお客様!!…」 「…番号札69番 ざる蕎麦大盛りとけいちゃん丼を注文の…

佐藤浩市

「そうですか… 鰻はありませんか…」 岐阜県可児市の某食事処 鰻とでっかいのぼりがあったのに 鰻が食べれなかった悔しさ 皆様もご経験ありますでしょうか。 時期と旬は仕方ないもので 会計時 「鰻はいつ食べれますか?」 奥から出てきた会計係の老婆 「そう…

三浦激戦 第2章

前回の 私と鯖の年の瀬の攻防 後半です。 三浦市に入り どんどん牧歌的な風景が 色濃くなり 無人の三浦大根売り場もちらほら ようやく今回の伝説の鯖を食せるであろう 江奈湾に到着 江奈湾を一望できるテラス席 鯖よりもまずそのロケーションに 唖然となりま…

三浦激戦

新年明けましたので 更新をさせて頂きます。 とか ほざきやがって 年1回くらいの 更新ではないかと お叱りを頂きそうですが 少々だけまた お付き合いいただければ幸いです。 2017年12月28日深夜 この年の瀬に とある 一つの決着をつけるべく 深夜の…

杉原千畝

杉原千畝 この名前を皆様ご存知でしょうか? 一昨年 唐沢寿明が主演で映画化され 少々話題になりました。 第二次世界大戦中に活躍した 日本の外交官 日本のシンドラーとも言われ 6000人ものユダヤ人に命のビザ を発行した 奇跡の偉人 詳しくはウィキペディア…

美容部員

まだ私が少々若い頃 とある女性のオシリを おっかけていた時期がありました その人が とある如何わしいビジネスの 手先だとも知らずに 「私化粧品がとても好きで… ディオールのアイシャドウで539番の色がとても素敵で…」 なるほど 近々ホワイトデーも近いこ…

彦根袋町

前回までのあらすじ 彦根袋町 元遊郭というディープな 飲屋街に立ち尽くす私と 金髪ロンゲのマッチョ 通称 滋賀レーザー 詳細は 前章の米原分岐を ご一読頂ければ幸いです 行きつけの店があると 滋賀レーザーに 連れられて入った一件のスナック 外の通りから…

米原分岐

ご無沙汰をしています。 もしこの世界のどこかでまだこのクソ日記を 見てくれている誰かのために 更新をします。 分岐点人は一生の中で 様々な分岐点に遭遇します。 飲んで寝る 寝過ごす 痛い目にあう所変わっても やはり人間の癖は治らないものです 名古屋…

飛騨高山

長らく更新を止め申し訳ありません。 「うちのばあちゃん楽しみにしてんだからさ、真面目にやれよ!」 至って真面目な事は 一文たりとも綴ったことはありませんが、 そうしたお声を頂くと感極まる思いであり こうしてまたこの場へ参上させて頂きました。 苦…

北参道宴

当サイトの更新頻度にて 私の安否を確認していただいているロシア在住の方から 「お前生きてるのか?」 とメールを頂きました。 私はのうのうと生きております ただただ 更新が途絶え大変申し訳ありませんでした。 本日上梓させて頂きます。 先日とある女性…

羊肉店主

神奈川県 厚木を中心に 周辺地域の不思議なアナザーワールドへ 皆さんをご招待する当サイト 今回はついに その名前から これからの季節 否が応でも潮騒をイメージせざるを得ない 神奈川県が誇る和製ゴールドコースト 茅ヶ崎 にメスを入れさせていただきます …

地域調査

私は大学在学中 都市社会学という学問を専攻しておりました。 昼から酒を煽りながら講義に参加 卒業論文も 「東京都中野の飲み屋の都市社会学」という アカデミックなタイトルにしてはみたものの 内容はただの中野飲み歩きマップ8枚程度で見事単位取得 しか…

真鶴哀歌

神奈川県は藤沢駅周辺で しこたま夜通し酒をあおり 朝方眠気眼のまま 東海道線に乗り 厚木まで帰る 相模線と乗り継ぎができる 茅ヶ崎駅にて降車 できるはずがありませんでした。 目が覚めると 進行方向左側には 壮観なマリンブルーが車窓に広がり どこか 遠…

厚木蝶々 

小田急線 本厚木駅周辺 昼間は 老いも若きも 男も女も入り乱れ 思い思いの人たちが溢れ返る どこか世話しない風情でありますが ひとたび夜になると 徐々にその様相はディープな面持ちになり 軒先には怪しげな間接照明をまとったバーやクラブ 決まって午後6…

流言飛語

更新が途絶え大変失礼いたしました。 厚木アナザーワールドでの 摩訶不思議なアドベンチャーの数々 そして そこに生活する者たちも奇なり 歯医者や眼科の待ち時間はいささか 退屈なものであります 待ち時間の患者を退屈させないよう 申し訳ない程度に雑誌類…

湘南之花

江ノ島電鉄 通称江ノ電 七里ヶ浜駅から鎌倉高校前駅まで向かう線路沿い その緑の電車は 民家と民家の間を するりするりと抜けていく 線路のすぐ目の前に 表札がかかった玄関 なかなかお目にかかれない珍しい光景に カメラ小僧がいたるところに待ち構える そ…

太宰文学

メロスは走った 箱根関所南の交差点から箱根路の坂道を ただひたすら 箱根の山々の ふもとにある 箱根湯本駅方面へ 箱根駅伝の6区に当たるこの坂道 多くの選手は加速させながらいかにひざに負担をあたえず坂を下るか 訓練を重ねた その能力に長けたエキスパ…

半熟英雄

午前八時前の晩宿泊した 会社の同期の住まいがある藤沢から やや急ぎ目に 厚木の家路へ車を走らせておりました。 空腹と眠気との戦い この時間の運転はいささか 様々な危険を孕んでおります。 いよいよ自宅も 目前でしたが 相模川を横断する 相模大橋の 海老…

脳内破壊

目が覚めると 都内某所のカラオケ屋の 6階の1室 しまった また小一時間の記憶が 何者かによって 消されてしまっている 最後に 表参道の光麺で 豪快に熟成光麺の全部載せの 頂上に鎮座する 味玉の上に さらに味玉を一個のせ とてつもなく 危なっかしいジェン…

宴会之芸

先日お世話になった先輩の 結婚式に参加させていただきました。 光沢の入ったグレーのスーツに身を包んだ新郎の先輩 純白のドレスに身を包んだ新婦さん 室内の照明の光に照らされ その輝きがいっそう眩しいものとなっておりました。 まるで 二人のこれからの…

銀座之母

午前0時 銀座7丁目交差点 昼間の賑わいが嘘のように 夜になると この街は 人の営みの一切を奪い街頭のネオンと夜の商売の看板だけが煌々と光る無機質なゴーストタウンと化す 小奇麗に碁盤の目に整備されたその歩道 夜道だが暗闇から何か不審者が出てくるよう…

映画検証

GW 日本アニメーション映画大捜査線企画 今回は…おバカ漫画の最高峰 もともとは成人向け週刊誌のいち漫画からスタートアニメ放送当初はその子供ウケに徹底的に走った お下品な内容から日本全国PTA協議会を敵に回し 「子供に見せたくないアニメ 第一位」の不…

鮮魚戦線

獲れたてぴちぴちの新鮮な魚を堪能したい そんな思いを胸に 日本の台所「築地」へ行ってみよう でも私の家からでは自家用セスナ機を使っても 5時間半かかるしなあ… そんな もはや 日本国内とは呼びがたい 遠方の地にお住まいで 「築地」への憧れを捨てきれな…

食事療法

仕事上がりの午後10時 本厚木駅前 どこのブランドかはしらないが そのがたいの良さをしっかり際立たせる ダークブルーのスーツを着こなした ある男に声をかけられる 決して知らない男ではない つい先日まで 同じ会社の同期として働いていた戦友 そうつい先…